“9 Scene”
時空を旅する9つのシーン。
frameが提案する背景には、タイトルをつけました。
撮影者がイメージを膨らませることができるように。
ちょっぴりセンチメンタルで、ポエジーで、言葉遊びのような9つの物語。
あなたはどの背景を使って物語を紡ぎますか。
9 Scene
秘密の洞窟
凹凸のある岩肌の壁が空間を包み込むように迫り出してまるで洞窟のよう。神秘に満ちたエキゾチックで幻想的な洞窟はファンタジーな演出も可能。テーマは自然が生み出したちいさな隠れ家。
モールティングの魔法
西洋の古典建築に用いられた意匠「モールディング」。規則正しく並んだフレームが、微細な光と影を作り出し、静かな奥行きをもたらします。朝から夕刻にかけて時間とともに色合いが変化する魔法のような背景です。
チェリーワインに見る夢
ボルドーよりも少し明るい赤の壁。目に焼き付くその色は刹那な情熱。アンティークの窓をドラマティックに彩ります。シンプルモダンな衣装はもちろんゴシック系の衣装とも相性がよく、華やぎのあるシーンを演出します。
神話の迷宮
ランダムに入った線が巨大な岩のような、古城にある石積みの塀のような、見る人の感性によって表情を変える壁。白だけではものたりない、アクセントをつけた白で独特の世界観を創出したい、そんな撮影シーンに最適です。
雨あがりのアーチ
両面から撮影できるアーチ。白い壁越しなら奥には岩肌が見え、岩肌側からのアーチは角度によって多彩な背景が現れます。奥に何を見せるかで変幻自在に演出可能なアーチを虹がかかる前に降る束の間の雨にたとえました。
レトロな光の小道
木毛板の壁は無機質な質感が特徴。向かいにあるブロック塀と壁の間にモデルを立たせると小さな道ができ、光に向かって歩いているように撮影できます。建物裏手屋外エリアにある背景です。
木漏れ日の回廊
軒下に続く回廊は直射日光を遮りながらもやわらかな陽差しが舞い込むエリア。大谷石を巻いた丸太柱もリズミカルに並びます。そよぐ風に、小鳥のさえずりを聴きながら。時間によって神社の木々が影を落として壁に映り込む様も楽しめます。
幸せの黄色い扉
100年を超えるアンティークのドアは幸福を呼ぶ色と言われるイエローに。ドアの前に立って背景として。また、扉を開けたシーンもドラマティック。開いたドアは、ここからはじまる明るい未来を連想させます。
ドロワーに秘めた恋心
出せずにしまい込んだ大切な手紙。アンティークのドロワーにはそんな歴史があるような気がしてなりません。出せないままの手紙と心のなかでくすぶり続ける想い。そんな甘酸っぱくて少し切ない記憶を彷彿とさせる背景です。